塩分濃度計の仕組みは、塩分濃度に対し、一定の電圧を
かけた場合に起こる抵抗値の差を応用した測定器です。
普段私たちが食事をする料理のほとんどに、食塩が含まれて
いると思います。食塩は水に溶けると「ナトリウム」と
「塩素」イオンに解離します。ナトリウムイオンの食塩濃度
における導電率を電気的に測定することで、塩分濃度計
の数値に表すことができます。
たとえば、みなさん一度は病院に入院したことはありませんか?
味噌汁に塩気がないとか、薄味で不味いとつぶやいた人も、
いるかと思います。しかし、病院の栄養士さんは、病人の体を
第一に考え塩分を調整しています。想像してみてください。
いまご家庭で何気なく摂取している塩分は、適切ですか?
適当に手で一つまみして、鍋やフライパンに放り込んでいませんか?
糖尿病や高血圧を抱えるご家庭が、これをやったら自殺行為ですが、
毎日の食生活が積み重なると、確実に予備軍になると意識しましょう。
いま日本国民の1日の塩分摂取量は12g前後と言われています。
これは都道府県によって、塩分の摂取量もかなり違うのですが、
おおむね日本人は塩分を多く摂っているようです。
厚生労働省が推奨する1日の塩分摂取目標値は、男性で10g未満、
女性で8g未満に設定されています。さらに日本高血圧学会の
目標値では6g未満が良いとされています。
つまり、今あなたはポテトチップスを片手にぽりぽりやりながら、
このブログ記事を読んでいるかも知れませんが、そのポテチの塩分は
どれくらいかご存じですか?製品にもよりますが内容量の1%前後です。
150gのポテチなら1.5g、一日の理想摂取量をすでに25%奪われたこと
になります。(誤解のないように申し上げますが私もポテチ大好きです)
塩分は数値で目に見えない分、過度に摂取する場合が多いです。
その点、塩分濃度計は、簡単にチェックができる優れものです。
ご主人やお子さま、家族の健康を考え、この機会にご家庭内での
塩分調整をご検討されることを強くおすすめします。
人気の塩分濃度計をチェック
2013-05-06 11:52
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
共通テーマ:健康
コメント 0